言語聴覚士のひとりごとBlog

「学生さんや新人さんが理解しやすいように」を目標に、失語症・高次脳機能障害やST業務、書籍や文献の紹介など書いていきます。

日常生活における高次脳機能のみかた【オススメ論文・書籍の紹介】

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はじめに

高次脳機能障害って、たくさん評価法があって何をみたら良いか分からない…

 

といったことを思う方は多いのではないでしょうか?と思っていたら、質問箱でこのような質問が来ました。

 

患者さんによって実施する神経心理学的検査や、日常での観察するポイントなど、初学者の方には難しいことも多いですね。

 

これを全部ブログで解説するのは無理ですし、私のような本名もわからない若輩者のまとめは求められていないと思いますので、論文と書籍を1つずつ紹介したいと思います(笑)

 

まずは総説論文

これは以前にも紹介した、「やさしい高次脳機能の診かた」という総説論文が入りやすいと思います。

 

この後に出てくるCBAもそうですが、やはり高次脳機能の階層性(ピラミッド)を意識して臨床を進めるのが基本だと思います!

 

以前、ブログで紹介していますのでこちらも参照していただけると嬉しいです。

www.st-hitorigoto.com

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おすすめ書籍

STならよーくご存知かと思いますが、鵜飼リハビリテーション病院の森田秋子先生が考案した認知関連行動アセスメント(Cognitive-Related Behavioral Assesment:CBA)という、日常生活を観察して5段階評価で採点していくものです。

 

この評価法自体もおすすめですが、私がそれ以上に感じるのは、日常生活における高次脳機能ってこんなポイントをみていけばよいんだという「臨床家の視点」を提供してくれる所がよいなぁと思います。

 

私は過去にCBA研修会に参加したことがありますが、このシートを用いながら、実際に現場でよくみかける患者さんをどのように評価したら良いのか、という視点について改めて学べる研修会でした。

 

特に若いSTで高次脳機能って何をみたら良いんだ…?みたいな場合にはおすすめです。

 

もちろん、日常生活だけでなく、必要な神経心理学的検査を実施するのも、適切な評価や訓練・支援に繋がりますので、「これだけやっていれば良い」というものではないですからね!

 

森田先生の研修会は全国各地で開催されていますし、今週開催されるST学会でも、CBAの演題ばかりを集めたセッションも2日目の午後にありますので、興味のある方はぜひ参加してみてください。

 

書籍も出版されていますので、ご紹介しておきます。

日常生活から高次脳機能障害を理解する―認知関連行動アセスメント

日常生活から高次脳機能障害を理解する―認知関連行動アセスメント

 

 

 

ぜひ「日常生活から高次脳機能を理解する」視点を手に入れて、臨床に活かしてくださいね^^

 

 最後まで読んでいただきありがとうございました!