言語聴覚士のひとりごと-STブログ-

「学生さんや新人さんが理解しやすいように」を目標に、失語症・高次脳機能障害やST業務、書籍や文献の紹介など書いていきます。

認定言語聴覚士の取得について

はじめに

9月に入りましたね!

みなさん、認定言語聴覚士の制度についてはご存知でしょうか?

認定言語聴覚士とは、言語聴覚士免許を取得後の資質向上を目的として2004年より開始された制度です。
↓詳しくはコチラ
www.japanslht.or.jp


今年、私は東京で開催される認定言語聴覚士講習(9月、12月、1月の計3回)を受講し、認定言語聴覚士(失語・高次脳機能領域)の取得を目指します。

私なりに、色んな想いや考えがあって受講を決めたわけですが、皆さんはどのように捉えているのかについてご紹介したいと思い、以下のアンケートを実施させていただきました。

アンケート結果

今回も多くの方にご回答いただきました!なんと245人も^^

ありがとうございます!!

やはり、興味のある方は多いものの既に取得している方は少ないですし、諸事情により今後も取得が難しいと考えている方は多いようですね。

①既に取得している方の特徴や意見

ヒルムーさん@munimakoはこのように考えているようですね!確かに、Twitterでみてもインパクトあるなーって思いました(笑)

その他の方も、上司に勧められて取得された方や職場から補助があった方もいましたね。

また認定言語聴覚士制度は5年で更新が必要になるので、その点も考慮した方が良いと思います。
資格更新についての要件はコチラ
https://www.japanslht.or.jp/certification/about.html

②認定取得に興味はあるが見合わせている方の意見

・遠方のため、交通費が高い
・メリットってなんなんだろう?と思ってしまう
・育児のために時間を確保できない

色んな意見がありましたね。私もまったく同じことを思っており、認定STとなったからと言って給料があがるわけでも、診療報酬の点数があがるわけでもありません。ただ勉強したいだけなら、書籍や論文を読んでも勉強はできるし…と考えると、確かにメリットって…と思うかもしれませんね。

これに関して、私自身が考えたことがいくつかあります。

まず、認定STを取得後に資格をどのように活かせばよいかは「自分次第」です。例えば、職場内で「嚥下が得意な人」ということを周知できれば新たな仕事が回ってくるかもしれませんし、それは地域や都道府県士会などの活動においても同様です。

その時に、認定資格を持っていることで活躍できるチャンスを得ることが出来る可能性は広がりますね。ただ、それをものに出来るかというと、それも結局自分次第な気がします。

あとは、認定言語聴覚士講習では、同じ志しをもった仲間が出来るかもしれませんね。講師の先生方と話せることも大きなメリットだと思います。

個々人が取得をすること自体で得られるメリットもあれば、取得後にうまく活用することで得られるメリットもあると思います。私自身も、その点については考えながら認定言語聴覚士講習会に参加してみたいと思っています。

次に、交通手段や育児などで「本当は取りたいのに」断念している方、本当に多い気がします。

協会側もeラーニングの導入など、地方でも取得できる仕組みについては検討しているようですので、この点に関しては今後の課題ですね。

また、以下のような貴重な意見をいただきました。

甘利さん@amarist_rihaの分析力は、本当に勉強になりますね。取得者は少ないけど「興味がある」人は結構いるんですよね。それを解決する手段としても、eラーニングの導入なども今後検討していくべきなのかな、と思います。

看護師や薬剤師などは、結構な実習期間なども経てハードルを高くすることで、診療報酬として反映できる仕組みになっているようです。またPTも実習などを取り入れるといった、少しずつ認定取得のハードルをあげていく動きがあるようですね。

今後も、ST協会の動きには注目ですね!

さて、今回はこの辺にしたいと思います。私が参加する失語・高次脳機能障害領域は、9月より実際に講習会がはじまってくるので、今後は参加してみた感想などについてもご紹介できたらと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!